2014年12月6日土曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/12/06)


 こんばんは。
 全国的に寒くなり、外では雪が舞っている中、電子書籍ストアの配信数調査の定期更新です。

配信数の推移

 まず、初めに調査対象出版社合計での配信数推移です。


 今月も順調に配信数が増加しています。
 KADOKAWA専業を脱却して手を広げているBookwalkerが徐々に上位陣に迫ってきています。肉薄されているのがKADOKAWAの書籍を配信していないGALAPAGOS STOREというのも皮肉な事態です。

2014年11月9日日曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/11/08)


 こんにちは。
 電子書籍ストアの配信数調査の定期更新です。

 Bloggerで障害が起こっているようなので、いつ読めるようになるのかわかりませんが…。

配信数の推移

まず、初めに調査対象出版社合計での配信数推移です。


 ふと気がつくと、調査を始めてからちょうど2年がたちました(当ブログでの公開はもう少し短いですが)。
 その間、電子書籍を巡る状況も大きく変化し、配信数も大幅に増えています。それに従って、ストア間の差も少なくなっており、配信コンテンツ数で競う状況ではなくなっているのかな…という気もします。

 気を取り直して、推移を見ると、この1ヶ月も、各社、安定して配信数を増やしています。
 GALAPAGOS STOREは、配信数が減りましたが、これは、SBクリエイティブの配信数が減っています。理由は不明です。

2014年10月5日日曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/10/05)


 こんにちは。

 KADOKAWA dwango統合記念で、各ストアで半額キャンペーンを実施している今日この頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
 前回の更新ではdwangoとの合併があることを失念し、「KADOKAWA合併 1周年のフェア」と書いてしまいましたが、そうですね。それがありましたね (^^ゞ
 2年連続で、経営体制変更記念キャンペーンを打ち、このまま毎年恒例になるのではないかというKADOKAWAさんですが、来年の10月1日は、どんな驚きの経営統合してキャンペーンを打つことになるのでしょうか。
 …統合がなくても「合併1周年」でやっていただければ…モミモミスリスリ。

 そんなわけで、半額書籍を漁る合間に電子書籍ストアの配信数調査の定期更新です。

配信数の推移

 まず、初めに調査対象出版社合計での配信数推移です。



 先月も、各ストアとも、綺麗に配信数が増加しています。
 例によって、紀伊國屋が乱高下をしていますが、これは、検索システムの都合によるものだと思われます。

2014年9月7日日曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/09/07)


 こんばんは。
 外はすっかり秋ですが、それはさておき、電子書籍ストアの配信数調査の定期更新です。

配信数の推移

 まず、初めに調査対象出版社合計での配信数推移です。


 どのストアも、順調に配信数を伸ばしています。
 紀伊國屋書店は、先月、落ちた後、先々月(7月初)の延長上の数字に戻ってきています。先月書いたように、検索結果が不安定なので、そのためだと思われます。
 検索ヒット数が多く出ることは考えにくいので、7月と今回の数字の方が正しいと推測されます、

2014年8月10日日曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/08/10)


 こんにちは。
 電子書籍ストアの配信数調査の定期更新です。
 外では台風が元気に猛威を振るっていますが、いつも通り、淡々と配信数です。

配信数の推移

 まず、初めに調査対象出版社合計での配信数推移です。


 各社、順調に配信数を増やしています。
 eBookJapanが、hontoの配信数を抜きました。コミックでは他社の追随を許さない配信数を誇り、最近は、一般書籍にも手を広げてきたeBookJapanの成果が出てきています。ただ、ここで出している数字は、そもそも、私が選んだ21社の合計で、あまり意味がないこと、そして、hontoの配信数には100円程度の小単位での配信が多いことなどから、あまり意味がないといえばないですが(汗)。
 紀伊國屋が、少し乱高下をしていますが、これは、検索システムが不安定で、ヒット数が安定しないことが理由のようです。

2014年7月6日日曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/07/05)


 こんばんは。
 電子書籍ストアの配信数調査の定期更新です。

配信数の推移

 まず、初めに調査対象出版社合計での配信数推移です。


 今月も、各ストア、順調に配信数が増加しています。
 ebookjapanが、10万冊を越えました。「私が調査対象としている出版社の配信数」なので、あまり意味のある数字ではないですが、順調に配信数が増えていることを実感できます。

 前回の更新からの1ヶ月ではebookjapanと紀伊國屋がめだって増えています。それぞれの内訳は下で述べます。

2014年6月8日日曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/06/07)


 こんばんは。
 毎月の電子書籍ストア配信数調査です。

 まず、初めに、調査開始以来の配信数の推移から。

配信数の推移



2014年5月5日月曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/05/03)

 こんにちは。
 毎月の配信数調査です。

配信数の推移

 初めに、調査開始からの配信数の推移です。



 大きな変化はなく各ストアとも順調に増加中です。

2014年4月12日土曜日

本屋大賞 受賞作 電子化率 調査

 2014年の本屋大賞は和田竜「村上海賊の娘」に決まりました
 残念ながら、まだ電子版では配信されていません。

 ということで(?)、過去の本屋大賞受賞作の電子化状況を調査してみました。

 【調査方法】
  • 本屋大賞全11回の大賞受賞作および受賞作(ノミネート作?)の毎年10ないし11作品、あわせて121作品を対象とした。
  • 以下の5ストアで検索し、3ストア以上で配信されていたものを「配信中」とした。
     2ストア以下の場合は△で記した。
    • Kindle
    • Kobo
    • 紀伊國屋書店
    • Reader Store
    • Bookwalker 
  • 検索には電子書籍ストア一括検索を使用させていただいた。

全体の結果

※1:Kindle、Koboのみで配信。
※2:有川浩氏の作品はKindleでの配信はなし。
※3:Kindle、紀伊國屋にて予約受付中(4/18配信予定)


2014年4月6日日曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/04/05)


こんばんは。
毎月の配信数調査です。

配信数の推移

 まず、はじめに、調査開始からの合計配信数の推移です。
これまで通り、順調に増加しています。
 よく見ると、KindleがReader Storeに追いつきつつあります(まだ数百冊分の差があります)。
 Kindleが先行ストアにほぼ追いついたのが去年の11月ですが、半年たっても、完全には追いついていません。この半年、本当に横並びで伸びてきたことが伺えます。

2014年3月9日日曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/03/08)


 みなさん、こんにちは。
 毎月恒例の電子書籍の配信数調査です。
 配信数の推移も落ち着き、書くこともなくなってきたので、今月からは、毎月1社、出版社の配信状況の過去の推移を見てみたいと思います。今月は、小学館を見てみました。
 先月、ゴマブックスを見てみたら結構面白かったので、味を占めました。

 では、まずは、変わり映えしない配信数の推移から。

配信数の推移

2014年2月8日土曜日

Sonyの電子書籍・北米市場撤退を巡る状況のまとめ


 数日前に、電子書籍界隈に大きな(?)ニュースが飛び込んできました。
 ソニーが電子書籍販売について、北米市場から撤退するというニュースです。

 結構、話題になっているようですが、これ、ある意味では、そんなに大きなニュースじゃありません。

 なぜなら、去年の秋にはもう決まっていたことであり、その前から、ある程度は予想できていたことだからです。

昨年秋の電子書籍端末撤退

去年の9月、ソニーは、新製品PRS-T3(国内ではPRS-T3S)を出しました。
 しかし、このとき、アメリカ市場では発売しなかったのです。そして、翌10月には、前機種PRS-T2の販売も停止され、ソニーは、北米の電子書籍端末販売からは撤退しました。
 そのときは、「電子書籍コンテンツのスマートフォン/タブレット向け販売は継続する」という趣旨のリリースを出しています。
 …ただ、専用端末なしに、どうやってKindle、Nook、Koboなど専用端末を持つ競合他社と伍して戦っていくのか、常識的に考えれば、無理な話です。

 そして、数ヶ月後の今月7日、案の定、北米市場からの撤退が発表されました。
 タイミング的には、おそらく、PRS-T3を出さなかった頃からKoboと交渉を始めていたのではないかと思われます。

 おりしも、ソニーのPC事業の売却、テレビ事業の分社化というニュースの翌日というタイミングであり、大きく話題になりました。

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/02/08)


 こんばんは、毎月恒例の配信数調査です。
 今日は、もう一つ、別のネタもアップしました。
 最初は、このエントリの前置きで書いていたのですが、長くなってしまったので分割。

 ということで、配信数調査の結果です。 

配信数の推移

 …ということで、長い余談が終わったところで本題。


 調査開始からの調査対象21社合計での配信数の推移です。

2014年1月5日日曜日

電子書籍 各ストア 出版社別 冊数調査(2014/01/04)

 こんばんは。
 毎月の恒例、配信数調査です。

配信数推移


 まず、調査開始からの21出版社合計での配信数の推移です。
 


2014年1月2日木曜日

電子書籍ストアと紙書籍のランキング比較(2013年 年間ランキング)


 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。

 今回は、昨年・2013年の各電子書籍ストアの年間ランキングを比較してみました。
 前回、1年前に比較したときは、電子書籍ストア同士の比較に重点を置きましたが、今回は、電子書籍ストア間の比較と共に、紙書籍との比較にも重点を置いてみました。

 なお、紙書籍のランキングは、オリコンによる「オリコン 年間"本"ランキング」を用いました。
 また、電子書籍ストアのランキングについては、各ストア発表のものを用いていますが、それぞれ微妙に条件が違うため、ある程度の操作を行っています。そのため、正確なランキングとは異なっている可能性があります。あくまでも、目安としてご覧ください。具体的な操作内容については、本エントリーの最後に記します。

書籍ランキング

 まず、コミック以外(以下、書籍)でのランキングです。
 オリコンのランキングは「総合」と「文庫」があり、「総合」には文庫が含まれていないため、BOOK 総合 TOP50文庫 総合 TOP50を合わせて「期間内推定売上部数」で再ソートしました。
 一番右の列は、紙書籍の電子化の有無で、ほぼ全てのストアで配信しているものを〇、まったく配信していなかったものを×、半分程度のストアで配信していたものを△としました。