こんばんは。
毎月の恒例、配信数調査です。
毎月の恒例、配信数調査です。
配信数推移
まず、調査開始からの21出版社合計での配信数の推移です。
先月は、ほぼ、全てのストアが同じペースで増加しています。
昨年末に先行ストアに追いついたKindle、Koboの2社も、追いついてからは先行ストアと同じペースで増加しており、追い抜く様子は見えません。
大手出版社による配信数・配信状況はほぼ横並びとなり、この調査方法では、ほとんど差が見れない状況のようです。
やはり、配信も年末年始は休むと見え、12/28~1/4の週は、配信数の増加が鈍りました。
これは、去年も見られた傾向です。
出版社別増加数
続いて、先月の出版社別増加数です。
ストア別では、増加数が最も多かったのがBookwalkerで、講談社、双葉社など各社の配信が増加しています。Bookwalkerは、KADOKAWA外に配信を広げてからの日が浅く、配信を増やす余地があります。
とはいえ、その他のストアも含めて、増加数はほぼ横並びの状態です。
出版社別では、講談社、小学館、集英社がいつも通り、一定数を配信開始しています。
その一方、光文社が、Reader Storeで約900冊増やし、その他のストアでも約200冊増やすなど、上記3社に負けず劣らずの増加をさせています。
また、Kindle、Kobo、Bookwalkerでは、双葉社の増加が目立ちました。
ストア別では、増加数が最も多かったのがBookwalkerで、講談社、双葉社など各社の配信が増加しています。Bookwalkerは、KADOKAWA外に配信を広げてからの日が浅く、配信を増やす余地があります。
とはいえ、その他のストアも含めて、増加数はほぼ横並びの状態です。
出版社別では、講談社、小学館、集英社がいつも通り、一定数を配信開始しています。
その一方、光文社が、Reader Storeで約900冊増やし、その他のストアでも約200冊増やすなど、上記3社に負けず劣らずの増加をさせています。
また、Kindle、Kobo、Bookwalkerでは、双葉社の増加が目立ちました。
現状配信数
現状の配信数は、上記の通りです。
上記のように、光文社は各ストアで配信を増しましたが、配信数にはムラがあります。
先月の配信増がめだった光文社・Reader Store、双葉社・Kindleはともに、その出版社の配信数でトップになっています。
興味深いのは、KindleとKoboの配信数がほぼ同数の出版社が多いことです。最近では、その中でも、Kindle、Koboで配信数トップクラスとなる出版社が出てきました。具体的には、角川書店、学研、ゴマブックス、新潮社などです。
おそらくは、EPUB形式による配信を積極的に行っているところではないかと推測するのですが、どうでしょうか。
未配信出版社状況
【各ストア未配信出版社(2014/01/04現在)】
GALAPAGOS STORE:角川書店,富士見書房,アスキー・メディアワークス,筑摩書房,エンターブレイン
ebookjapan:ゴマブックス,新潮社
Kindle:岩波書店
Kobo:岩波書店
Bookwalker:徳間書店,光文社,学研,新潮社,文藝春秋,白泉社,NHK出版,岩波書店,幻冬舎,二見書房,ゴマブックス(5),
BookLive(タイトル数):(筑摩書房15,扶桑社9)
【配信開始分(2013/12/07→2014/01/04)】
Bookwalker:ゴマブックス(0→5)
昨年12月は、未配信出版社の大きな異動はありませんでした。
Bookwalkerでゴマブックスの配信が始まったのが唯一の変化です。
Bookwalkerでゴマブックスの配信が始まったのが唯一の変化です。
まとめ
- 増加ペースも配信数もほぼ横並びの情勢。
- 先月は光文社が増やした。
- Kindle、Koboに横並びで配信している出版社が多い。
【付記:調査方法】
【調査方法】
各ストアにおいて、出版社名で検索し、ヒットした件数を用いている。
なお、詳細検索で「出版社」による検索が行える場合はそれを用いた。
セーフサーチなどの設定はデフォルトのままにした。
Booklive!については、「匿名」さん(弊ブログコメント時の記名)によるデータを使っている。
【配信数調査対象(21社)】
講談社,小学館,徳間書店,角川書店,秋田書店,光文社,集英社,双葉社,ソフトバンククリエイティブ,学研,中央公論社,PHP研究所,ゴマブックス,新潮社,富士見書房,メディアファクトリー,アスキー・メディアワークス,文藝春秋,祥伝社,白泉社,NHK出版
【配信有無調査対象(34社)】
講談社,小学館,徳間書店,角川書店,秋田書店,光文社,集英社,双葉社,ソフトバンククリエイティブ,学研,中央公論社,PHP研究所,ゴマブックス,新潮社,富士見書房,メディアファクトリー,アスキー・メディアワークス,文藝春秋,祥伝社,白泉社,NHK出版,早川書房,筑摩書房,岩波書店,幻冬舎,朝日新聞出版,エンターブレイン,河出書房新社,東京創元社,扶桑社,二見書房,ハーレクイン,少年画報社,主婦の友社
下記はたぶん正しいです。
返信削除>最近では、その中でも、Kindle、Koboで配信数トップクラスとなる出版社が出てきました。具体的には、角川書店、学研、ゴマブックス、新潮社などです。
おそらくは、EPUB形式による配信を積極的に行っているところではないかと推測するのですが、どうでしょうか。
kindleしか使っていませんが、岩波書店にも早く対応して欲しいものです。社内で反対する勢力が多いんでしょうか。
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