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2013年1月27日日曜日

電子書籍端末はNFCの夢を見るか

 
 今回は、調査ではなく、私の妄想を書き連ねてみたいと思います。
 調査を期待して、このブログを読まれている方には、ごめんなさい。

 私は、電子書籍専用端末として、Sony Readerを使っています。
 専用端末のメリットは、E-inkの読みやすさ、スマートフォンに比べて画面が大きい一方、タブレットなどに比べた軽量であること、(Readerだけですが)物理ボタンがあることによる片手での使用しやすさ、あと、他の機能がないことで、読書に集中できること…などが上げられます。

 ただ、そんな電子書籍端末が、昨今、調子が良くないという話が聞こえてきます。




 電子書籍端末の売上が落ち込んで、タブレットにシフトしているという話です。

 でも、個人的には、こういった現象は心配する必要はないと思っています。
 なぜなら、電子書籍市場は、端末ではなく、電子書籍コンテンツで商売しています。
 他の電機製品の場合、製品を売って商売をしているため、買い換えてもらえないと商売になりません。そのため、毎年、新製品を発売し、旧製品を陳腐化させてでも、製品売上を維持しなくてはいけません。そして、もし、売上が減ったら、それは一大事です。
 それに対して、電子書籍端末は、普及率が一定数あれば、電子書籍コンテンツの販売で儲けられるため、無理して、新製品を売る必要はありません。赤字で売っている場合もあるため、むしろ、買い換えずに、同じものを長く使ってもらった方が良いはずです。
 ということで、他の電化製品のように、必ずしも、売上に一喜一憂する必要はないはずです。見るべきは、売上ではなく、普及率です。
 

 その一方、みんながスマートフォンやタブレットで電子書籍を読むようになり、あまりにも、普及率が減りすぎると、専用端末を売る意義がなくなってしまうかもしれません。
 そうなると、便利な電子書籍端末が販売されなくなってしまいます。それは、私としては、非常に困ります。

 そのためには、魅力的な新製品が出る必要があります。
 とはいえ、スペックも横並びになり、次の新製品に載せるような技術も…と思って、いろいろ見ていたところ、おもしろいものを見つけました。

 というわけで、その「おもしろいもの」=NFCが、電子書籍端末に載ることで、何が起こるかを妄想してみました。

 もし、興味があったら、おつきあいいただけると幸いです。