こんにちは。
電子書籍ストアの配信数調査の定期更新です。
配信数の推移
まず、初めに調査対象出版社合計での配信数推移です。
この1ヶ月も順調に推移しています。
前回の報告時に、BookLive!の配信数が下がっていたのですが、数日後になにごともなかったかのように復活していました。
検索システムの不調などだった模様です。
その他は、特に変化はなく増加中。
KindleとKoboがほぼ同数で競っています。
前回の報告時に、BookLive!の配信数が下がっていたのですが、数日後になにごともなかったかのように復活していました。
検索システムの不調などだった模様です。
その他は、特に変化はなく増加中。
KindleとKoboがほぼ同数で競っています。
増加数内訳
増加数の内訳です。
講談社・小学館・集英社の3社が多いのは毎度のこと。講談社がコンスタントに500冊弱の増加するようになっています。
今回は、他に、PHP研究所、アスキー・メディアワークス、白泉社が目立ちました。
なお、BookLive!については、突発的に減ったときではなく、その前日のものと比較しています。
今回は、他に、PHP研究所、アスキー・メディアワークス、白泉社が目立ちました。
なお、BookLive!については、突発的に減ったときではなく、その前日のものと比較しています。
角川書店配信数推移
今回は、角川書店のこれまでの増加数を見てみました。
調査開始当初は「角川書店」という会社(株式会社角川グループホールディングス子会社)でしたが、2013年10月に親会社「KADOKAWA」に吸収合併され、現在はKADOKAWAの社内ブランドという扱いです。
角川書店の配信数については、1年半ほど前にも見ています。このグラフの真ん中あたりですね。
2014年6月の調査時は「上位と下位の2つのグループに分かれている」と書いていましたが、その後の半年で少なかったストアの配信数も増え、2014年10月頃にはほぼ同数の配信になっています。
既刊本の電子書籍化が一巡したためか、2015年に入ってからは増加ペースが緩やかになっています。
KADOKAWA直営のBookWalkerでの配信数が他より400冊程度多いです。
なお、GALAPAGOS STOREで配信されていない状況はずっと続いています。
現状配信数
現状の配信数です。
KindleとKoboが出版社ごとに多少の差こそあれ、ほぼ同じ配信数で並んでいます。
未配信出版社
各ストアでの未配信出版社の状況です。
GALAPAGOS STOREでKADOKAWAが配信されていない状況、BookWalkerにいくつか未配信社がある状況が続いています。
【各ストア未配信出版社(2015/11/07現在)】
GALAPAGOS STORE:角川書店,富士見書房,アスキー・メディアワークス,エンターブレイン
Bookwalker:新潮社,岩波書店,幻冬舎
【配信開始分(2015/10/03→2015/11/07)】動きはまったくありませんでした。
なし
GALAPAGOS STOREでKADOKAWAが配信されていない状況、BookWalkerにいくつか未配信社がある状況が続いています。
まとめ
- 順調に増加中。
BookLive!が減っていたのは一時的な不調だった模様。 - 角川書店の冊数を見た。
1年半前から、ストア間の差が大きく縮んできた。
増加ペースは落ち着いたか。
以上。
【付記:調査方法】
【調査方法】
各ストアにおいて、出版社名で検索し、ヒットした件数を用いている。
なお、詳細検索で「出版社」による検索が行える場合はそれを用いた。
セーフサーチなどの設定はデフォルトのままにした。
Booklive!については、「匿名」さん(弊ブログコメント時の記名)によるデータを使っている。
【配信数調査対象(21社)】
講談社,小学館,徳間書店,角川書店,秋田書店,光文社,集英社,双葉社,ソフトバンククリエイティブ,学研,中央公論社,PHP研究所,ゴマブックス,新潮社,富士見書房,メディアファクトリー,アスキー・メディアワークス,文藝春秋,祥伝社,白泉社,NHK出版
【配信有無調査対象(34社)】
講談社,小学館,徳間書店,角川書店,秋田書店,光文社,集英社,双葉社,ソフトバンククリエイティブ,学研,中央公論社,PHP研究所,ゴマブックス,新潮社,富士見書房,メディアファクトリー,アスキー・メディアワークス,文藝春秋,祥伝社,白泉社,NHK出版,早川書房,筑摩書房,岩波書店,幻冬舎,朝日新聞出版,エンターブレイン,河出書房新社,東京創元社,扶桑社,二見書房,ハーレクイン,少年画報社,主婦の友社
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