あけましておめでとうございます。
2010年を電子書籍元年とするならば電子書籍6年、2012年なら電子書籍4年となりました。
電子書籍ストアの配信数調査の定期更新です。
配信数の推移
今月も順調に配信数が増加しています。
今週になって、Koboが謎の減少をしていますが、検索が不安定だったためで、実際に減少しているものではないと考えています。
前回、SBクリエイティブが減ったGALAPAGOS STOREはそのままでした。
今週になって、Koboが謎の減少をしていますが、検索が不安定だったためで、実際に減少しているものではないと考えています。
前回、SBクリエイティブが減ったGALAPAGOS STOREはそのままでした。
増加数内訳
Koboの増加が少ないのは、検索不安定による減少と打ち消しあったためだと思われます。
その他の出版社では、講談社、小学館、角川書店、集英社などが目立ちます。
Reader Storeでは、中央公論新社が増加しました。
その他の出版社では、講談社、小学館、角川書店、集英社などが目立ちます。
Reader Storeでは、中央公論新社が増加しました。
秋田書店配信数推移
ところどころ、一時的に数が減っているのは、ファイル形式の入れ替えなどで一時的に配信を停止していたものです。
ストアごとの差が小さく、平等に配信している様子が見て取れます。
後発のKindle、Koboに対しても一気に数を増やし、2013年7月には全ストアでほぼ同じ配信数になっています。2013年10月以降はコンスタントに配信数を増やしています。
ここ数ヶ月で見た中堅出版社では今年の7月から安定して配信できる体制になったようですが、秋田書店はそれより1年程度前にその状態になったようです。
ストアごとの差が小さく、平等に配信している様子が見て取れます。
後発のKindle、Koboに対しても一気に数を増やし、2013年7月には全ストアでほぼ同じ配信数になっています。2013年10月以降はコンスタントに配信数を増やしています。
ここ数ヶ月で見た中堅出版社では今年の7月から安定して配信できる体制になったようですが、秋田書店はそれより1年程度前にその状態になったようです。
現状配信数
Koboについては、一時的な減少だと思われます。
Reader Storeで中央公論新社が増えたと上で書きましたが、それによって、約3000冊となり、多めの配信数になっています。
Reader Storeで中央公論新社が増えたと上で書きましたが、それによって、約3000冊となり、多めの配信数になっています。
未配信出版社
各ストアでの未配信出版社の状況です。
私の観測対象34社(下の付記参照)の範囲内では、Kindleの未配信出版社はなくなりました。
この欄も、だいぶ寂しくなってきました。
Koboでの岩波書店の配信も早晩始まるのではないかと思われますし、そのあとは、GALAPAGOS STOREのKADOKAWAと、Bookwalerの配信対象の広がりが注目点でしょうか。
【各ストア未配信出版社(2014/12/06現在)】
GALAPAGOS STORE:角川書店,富士見書房,アスキー・メディアワークス,エンターブレイン
Kobo:岩波書店
Bookwalker:光文社,学研,新潮社,岩波書店,幻冬舎,文藝春秋(7),NHK出版(1)
【配信開始分(2014/12/06→2015/01/05)】ついに、Kindleで岩波書店の配信が開始されました。
Kindle:岩波書店(0→231)
私の観測対象34社(下の付記参照)の範囲内では、Kindleの未配信出版社はなくなりました。
この欄も、だいぶ寂しくなってきました。
Koboでの岩波書店の配信も早晩始まるのではないかと思われますし、そのあとは、GALAPAGOS STOREのKADOKAWAと、Bookwalerの配信対象の広がりが注目点でしょうか。
まとめ
- どこもかしこも安定して増加中。
- 秋田書店は2013年10月ごろから安定して配信。
- Kindleで岩波書店の配信開始。
未配信出版社調査の価値がだんだん無くなってきた気が…。
【付記:調査方法】
【調査方法】
各ストアにおいて、出版社名で検索し、ヒットした件数を用いている。
なお、詳細検索で「出版社」による検索が行える場合はそれを用いた。
セーフサーチなどの設定はデフォルトのままにした。
Booklive!については、「匿名」さん(弊ブログコメント時の記名)によるデータを使っている。
【配信数調査対象(21社)】
講談社,小学館,徳間書店,角川書店,秋田書店,光文社,集英社,双葉社,ソフトバンククリエイティブ,学研,中央公論社,PHP研究所,ゴマブックス,新潮社,富士見書房,メディアファクトリー,アスキー・メディアワークス,文藝春秋,祥伝社,白泉社,NHK出版
【配信有無調査対象(34社)】
講談社,小学館,徳間書店,角川書店,秋田書店,光文社,集英社,双葉社,ソフトバンククリエイティブ,学研,中央公論社,PHP研究所,ゴマブックス,新潮社,富士見書房,メディアファクトリー,アスキー・メディアワークス,文藝春秋,祥伝社,白泉社,NHK出版,早川書房,筑摩書房,岩波書店,幻冬舎,朝日新聞出版,エンターブレイン,河出書房新社,東京創元社,扶桑社,二見書房,ハーレクイン,少年画報社,主婦の友社
岩波のkindleへの配信が始まったのはいいですが、値段高いですね。岩波は書店で買って欲しいんでしょうね。紙の本を。
返信削除出版社ごとに色々考え方はあるようですね。
削除とりあえず、配信を始めただけでも大きな一歩だと思います。
(正直、岩波さんにはアレも配信して欲しいコレも配信して欲しい…というものがまだまだありますが…)
更新お疲れ様です。
返信削除Booklive観測者です。
今回の秋田書店のグラフを見て何かおかしいと思い調査したのですが、
Bookliveで提供されている書籍レンタルサービス(2days)の分を
追加でカウントしてしまっていた事がわかりました。
秋田書店以外に白泉社・双葉社でも同様に2days版がカウントされていた事を確認しています。
他の調査対象については2days版の取り扱いが
無いようで、重複カウントは確認されていません。
スクリプトを修正しましたので、明日更新分からは2days版が除外して集計されます。
不正確なデータを長らく放置してしまい申し訳ありませんでした。
お疲れ様です。
削除当方も、ちょうど、ebookjapanの検索が怪しいことに気づき、次回から直すことにしたところです。(^^ゞ
こういうことやってると、結構、ありますよね。
ご連絡、ありがとうございました。