前回の更新から、だいぶ、間があいてしまいました。
今回は、ちょっと気になって作ってみた図を一枚だけ。
電子書籍配信サービスのサービス期間を年表にしてみました。
誰かやってそうな気もするんですが、軽く探した範囲では見つけられなかったので、作って、ついでに、お裾分け。
海外は、国内とリンクしそうなところを中心にメジャーどころだけです。
適当に、いくつか感想を。
- 2010年(と翌2011年)は、多くの電子書籍ストアがサービスインしており、まさしく「電子書籍元年」といえる年。
この年については、iPad発売で、タブレットの普及が始まったのも大きい。 - 2010年を、まぎれもなく「電子書籍元年」と呼べる根拠は、同年に始まったサービスのほとんどが終了せずに、現在に至っていること。(調べた範囲ではKobo買収という特殊事情のあった楽天Rabooのみ)
- この2010年を境に起こった現象としては、非DRMからDRMへの移行と、それに伴う配信の増大だと思うのだけれども、このあたり、語れるだけの情報量・情報収集力・知力が…
- ちなみに、北米では、その前年、2009年に、NookやKoboなどがサービスイン。
Kindle(2007年開始)の成功を見て、後追いで始めようとすると、そのぐらいになるのかな?
- 2010年以前に、「電子書籍元年」と言われたのは、1998年と2004年らしい。
調べ切れていないのかも知れないけれども、2010年と比べると、まだまだだったかな…と。
- 日本最古の電子書籍配信サービスは「電子書店パピレス」でいいのかな。
1995年にパソコン通信上、1996年にインターネット上で開始したそうです(出典:同社HPの「沿革」)
(今回は、一応、「配信サービス」を前提にしているので、90年代前半にあった「電子ブック」などは含まないで考えています)
間違い等ありましたら、ご指摘ください。
以上。
【追記(2013/02/24 16:20ごろ)】
ご指摘をいただき、いくつかの修正をしました。
- eBookJapanについて、当初のサービス名称と名称変更について追記しました。
- 松下のΣブックとWordsGearについて、区別を入れました。
- DMMを追加しました。
ただし、開始時期が明確には不明だったので、現有コンテンツの「配信開始日」から判断しました。
(2004年11月販売開始というコンテンツがあったため、ここまでは遡れると判断)
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